「カオナビ」のスキル管理機能が人材データベースと連携 社員のスキルを加味した配置・育成が可能に

　株式会社カオナビ（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長 Co-CEO：佐藤 寛之、以下：当社）が提供するタレントマネジメントシステム「カオナビ」は、スキル管理機能「アビリティマネージャー」と社員のあらゆる情報を集約する人材データベースの連携を、2025年3月13日(木)より開始します。
　人材データベースとの連携で、「カオナビ」の各機能においてスキル情報を活用できるようになります。人材配置の検討時に細かいスキル要件で検索できるほか、社員のスキルを定量化し時系列で可視化することもでき、スキルマップに基づく適切な人材配置・人材育成をサポートします。

社員の能力を余すことなく活かせる仕組みづくりを

　社会や経済の急速な変化に対応するため、社員の能力開発に対するニーズが急速に高まっています。このため各社では、リスキリングへの投資を強化するなど、人材育成への取り組みを拡大しています。
　一方、人的資本経営の推進において重要な効果を発揮する「キャリア自律」への注目も高まりつつあり、個人の主体的なスキルアップやキャリア形成の動きが、今後さらに加速していくことが予想されます。こうした企業主導の人材育成と個人の自律的なキャリア開発を効果的に機能させるためには、社員一人ひとりの能力を正確に把握し、適切な人材配置・人材育成を実現する仕組みづくりが大切です。
　今回、スキル管理機能「アビリティマネージャー」を人材データベースに連携することで、「カオナビ」の各機能と合わせて活用できるようになります。これにより、スキル情報と評価・経験などのあらゆる人材情報を掛け合わせ、社内のスキル状況を的確に捉えた、本質的な人材配置・人材育成を進めることが可能になります。

人材データベースとの連携で可能になること

＜スキルに基づく人材配置で組織力を強化＞

　能力レベルを定量化したスキルマップを、所属部署や実務経験などの情報と組み合わせることができます。これにより、部署の強化や新規プロジェクトのチーム編成において、細かいスキル要件に基づいた戦略的な人材配置が可能です。

＜社内のスキル状況をベースに育成計画を最適化＞

　チームや組織全体のスキル状況を、グラフなど可読性の高いビューで確認することが可能です。チーム内のスキル習熟度の割合や等級ごとの特徴から、強化が必要な領域を特定しやすくなり、研修計画の立案や適切なリスキリングの推進が可能になります。

＜スキルの可視化による成長支援と公正な評価＞

　社員の詳細ページから、スキルのバランスや成長推移を簡単に確認することができます。一人ひとりの状態に合わせたスキルアップ支援のほか、目標設定や振り返りを共通の指標で実施することで納得性の高い評価を実現できます。

スキル管理機能「アビリティマネージャー」

　「カオナビ」のスキル管理機能で、職種や職務レベルに応じたスキル項目の設定から、スキルの収集、見える化を実現します。厚生労働省やIPAなどのスキル標準に合わせたテンプレートで、簡単にスキル管理を始めることができます。また、全社員の資格有無やスキルの習熟度評価を収集できるため、経営者や人事担当者は、組織や社員一人ひとりにおける強みや弱みを把握するとともに、最適な人材配置や自律的なキャリア形成の支援が可能になります。
​​＜アビリティマネージャー 詳細サイト　：https://www.kaonavi.jp/func/abilitymanager＞