画像:HRテクノロジー総研

人事担当者の6割以上が、労務管理の「法改正の対応」に苦労している

2025.07.22

プレスリリース

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 株式会社カオナビ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:佐藤 寛之、以下:当社)が運営する、組織・人事領域をテーマにした調査・研究機関「カオナビHRテクノロジー総研」は、「労務管理に関する調査」を実施しました。
 その結果、6割以上の人事・労務担当者が、労務の手続きをする上で、法改正の対応に苦労していることがわかりました。また、半数以上が「膨大な紙資料の管理・保管が大変」と回答しており、労務管理におけるDXが進んでいない実態が明らかになりました。

調査背景

 近年のDX推進により、企業の労務管理は電子化を加速させていると考えられます。HRテクノロジー総研は、この現状を把握するため、企業の人事・労務担当者を対象に、年末調整や従業員の身上情報変更などの労務手続きの状況を調査しました。本調査では、労務管理システムを活用したDXの進展度合いと、従来の紙媒体や独自フォーマットでの対応状況を明らかにする他、労務管理における課題に迫ります。

調査サマリ


調査結果① DX推進したい業務1位は「雇用契約書などの各種契約書・誓約書の締結」
調査結果② 労務担当者の6割以上が「法改正についていくのが大変だ」と回答
調査結果③ 労務担当者の半数以上が「膨大な紙資料の管理・保管が大変」と回答

調査概要

調査対象
20歳以上66歳未満の企業の人事・労務担当者1,000名
調査期間
2025年3月24日(月)~2025年3月26日(水)
調査方法
WEBアンケート方式

回答の構成比は小数第1位もしくは第2位を四捨五入しているため、合計は必ずしも100%にはなりません。そのため、グラフ上に表示される構成比での計算結果は、実際の計算結果とずれが生じる場合があります。

調査結果

カオナビHRテクノロジー総研による調査レポートはこちらをご覧ください。
「6割超えが「法改正への対応」に苦労~労務手続きの電子化状況の実態~」
https://ri.kaonavi.jp/20250722/

労務管理システム「ロウムメイト」について

画像:ロウムメイト
 「ロウムメイト」は入社手続き、電子申請、年末調整、給与明細などの各種手続きをペーパーレスで完結できる労務管理システムです。手作業の書類作成・計算作業から脱却し、労務管理業務の効率化を推進します。
 <ロウムメイト :https://www.roummate.jp/

カオナビHRテクノロジー総研について

正式名称
カオナビHRテクノロジー総研
所在地
東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア 38F
設立
2017年12月
所長
内田 壮
研究領域
HRテクノロジー(IT、新技術を用いた人事・組織施策)、ピープルアナリティクス(人データの分析・活用)、組織・人事課題の解決
活動内容
「HRテクノロジー」「ピープルアナリティクス」における調査・研究およびレポート等による情報発信、人事・組織に関する調査・研究・情報発信、産学連携による共同研究

株式会社カオナビについて

 当社は、タレントマネジメントシステムのリーディングカンパニーとして、「“はたらく”にテクノロジーを実装し、個の力から社会の仕様を変える」というパーパスの下、テクノロジーによって一人ひとりの個性やスキルを理解することで、キャリアの自律や多様な働き方ができる社会を目指しています。
 利用企業数4,000社以上※のタレントマネジメントシステム「カオナビ」をはじめ、労務管理システム「ロウムメイト」や予実管理システム「ヨジツティクス」などを提供し、企業や団体の経営戦略・人材戦略の実現に貢献しています。

2024年12月末時点

所在地
東京都渋谷区渋谷2丁目 24-12 渋谷スクランブルスクエア 38F
設立
2008年5月27日
代表者
代表取締役社長CEO 佐藤 寛之
事業内容
タレントマネジメントシステム「カオナビ」、労務管理システム「ロウムメイト」、勤怠管理システム「ロウムメイト勤怠」、予実管理システム「ヨジツティクス」の開発・販売・サポート