
株式会社カオナビ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 Co-CEO:佐藤 寛之、以下:当社)が提供するタレントマネジメントシステム「カオナビ」は、グラフなどを一つの画面上に配置する「ダッシュボード」において、外部データをアップロードできる機能を、2025年5月15日(木)より提供開始します。
「カオナビ」の個人に紐づく情報と、事業のKPIやマクロデータなどの外部情報を掛け合わせることで、人的資本の価値を高める戦略的な人事施策を後押しします。
人的資本の戦略的な活用を促進
近年、人的資本経営の浸透により、人材情報は管理対象から経営戦略の核心的な要素へと進化しています。社員データの活用が企業競争力の源泉として認識される一方、市場環境の急速な変化に対応するため、正確性とスピードの両立も求められています。
こうした状況の下、グラフや数値を用いて直感的に現状を把握できるダッシュボードの有用性が高まっています。当社はこの変化に応え、「カオナビ」の内部データに限定していたダッシュボード機能を進化させ、外部データのアップロードを可能にしました。これにより、業界全体のマクロ情報との比較、別システムのデータを用いた多角的な分析など、統合的な視点による分析を実現できます。
また、今夏には、テキストで補足情報を追加する機能も予定しており、分析結果の迅速かつ正確な理解をさらに促進します。
「外部データのアップロード」機能概要
「カオナビ」に登録されている情報と合わせて表示したい外部の画像や資料などを、ダッシュボード上にアップロードすることができます。視覚的に訴求したい内容は画像で、詳細な情報を参照してほしい場合はPDFなどの各種資料で展開するなど、目的に応じた最適なファイル形式を選択しダッシュボードをカスタマイズできます。今夏には、テキストパネルの追加を予定しており、分析結果に対する人事部見解や、前提条件、実施背景などの補足情報も入力・表示できるようになります。
活用シーン
<経営層向け>
自社の人的資本経営の現状を分析し、戦略的な人事施策の提言を行う。

政府が掲げる人的資本指標の目標値や他社実績、先進企業の開示事例といった外部データを、「カオナビ」から抽出した人的資本情報と組み合わせることで、自社の進捗状況と現在地を可視化できます。これにより、計画に組み込むべき戦略的な人事施策の洗い出しが可能になります。
<部門責任者向け>
グループ別の売り上げ進捗とスキル状況をクロス分析し、各グループの育成計画を相談する。

別システムで管理しているグループごとの売上目標や達成状況をまとめた外部データと、「カオナビ」で取得できるメンバー構成、スキル取得状況などの情報を組み合わせて分析することで、各グループの業績と人材育成の課題を可視化できます。
「ダッシュボード」機能
「カオナビ」に蓄積されたデータを元に作成したグラフやリストを、一つの画面(ボード)上に配置する機能です。ニーズに合わせて自由にカスタマイズすることができ、共有先の設定も自由に行えます。一度レポートを作成すると、以降は手間なくデータを再集計できるため、定期的な報告はもちろん、急遽必要となる雇用状況や人員計画なども、常に最新の状態で確認することが可能です。
<ダッシュボード 詳細サイト :https://www.kaonavi.jp/func/dashboard/ >
タレントマネジメントシステム「カオナビ」について
「カオナビ」は社員の個性・才能を発掘し、戦略人事を加速させるタレントマネジメントシステムです。社員の顔や名前、経験、評価、スキルなどの人材情報を一元管理して可視化することで、最適な人材配置やリスキリング推進といった戦略的なタレントマネジメント業務を可能にします。そして、社員一人ひとりの価値を最大限に引き出し、人的資本経営の実現を支援します。
株式会社カオナビについて
当社は、タレントマネジメントシステムのリーディングカンパニーとして、「“はたらく”にテクノロジーを実装し、個の力から社会の仕様を変える」というパーパスの下、テクノロジーによって一人ひとりの個性やスキルを理解することで、キャリアの自律や多様な働き方ができる社会を目指しています。
利用企業数4,000社以上※のタレントマネジメントシステム「カオナビ」をはじめ、労務管理システム「ロウムメイト」や予実管理システム「ヨジツティクス」などを提供し、企業や団体の経営戦略・人材戦略の実現に貢献しています。
2024年12月末時点
- 所在地
- 東京都渋谷区渋谷2丁目 24-12 渋谷スクランブルスクエア 38F
- 設立
- 2008年5月27日
- 代表者
- 代表取締役社長 Co-CEO 佐藤 寛之
代表取締役 Co-CEO 柳橋 仁機 - 事業内容
- タレントマネジメントシステム「カオナビ」、労務管理システム「ロウムメイト」、勤怠管理システム「ロウムメイト勤怠」、予実管理システム「ヨジツティクス」の開発・販売・サポート