
株式会社カオナビ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 Co-CEO:佐藤 寛之、以下:当社)が提供するタレントマネジメントシステム「カオナビ」は、タレントマネジメントのスキルを証明する資格制度「Talent Management Professional」において、最上位ランク「Doctor(博士)」の試験を、2025年3月28日(金)より公開します。
当社は、これからもタレントマネジメントの推進に必要なスキルの証明を通じて、戦略人事の加速や人事領域におけるキャリア形成の後押しを行ってまいります。
創設1年で延べ800名超の人事担当者らが受験する認定資格
「Talent Management Professional」の創設から1年が経ち、Bachelor(学士)およびMaster(修士)の受験者数は、延べ800名を超えています。本資格は「正解のないタレントマネジメントについて実績を証明する資格があれば嬉しい」というユーザーの声が後押しになりスタートしました。合格者からは、「人事業務に対する自信や専門性の向上にもつながった」との評価をいただき、受験をきっかけにプロフェッショナルとしてさらなる成長を目指す動きなども見られています。
実現プランを描き、解決策を立案・実行する力を問う最上位ランク
今回新たに公開した「Doctor(博士)」は、タレントマネジメントの実現プランを描き、解決策を立案・実行するための知識を問う最上位の称号です。試験は、架空の企業の人事担当者として現場の課題解決を図るケーススタディ形式で構成され、選択式と記述式で回答します。タレントマネジメントの基礎から実用までの知識を踏まえ、人事課題をもとに、あるべき姿を描いて解決策を立案する力が問われます。また、インプットした知識を日頃の人事業務でアウトプットする機会として活用いただくことも期待しています。
「Doctor(博士)」ランク 例題(抜粋)
<問題>
発生している問題を解決し、次世代リーダー育成プログラムを成功に導くために、どのような対策を講じるべきか。以下の問題ごとに、具体的な解決策(施策)とその内容を答えなさい。
1、参加者のモチベーション格差
一部の参加者は非常に熱心に取り組んでいる一方、他の参加者は「業務多忙」や「プログラム終了後のキャリアパスや評価基準が明確に示されていない」などを理由に、プログラムへの参加が消極的になっている。
2、業務との両立困難
プログラムの課題や研修が負担となり、通常業務に支障をきたしている参加者が出ている。現場の上司からもプログラムに対する理解が得られず、業務調整が難しいとの声が上がっている。
3、経営陣やマネジメント層の巻き込み
プログラムと経営戦略の連動性が明確ではないため、経営陣の協力があまり得られていない。現場の上司からもプログラムに対する理解が得られず、業務調整が難しいとの声が上がっている。
「Talent Management Professional」について
「カオナビ」を管理者として利用されている方を対象に、タレントマネジメントに取り組んだ実績を客観的に証明できる資格制度です。資格は難易度に応じて分かれており、Bachelor(学士)、Master(修士)、Doctor(博士)の順に3つのランクを設定しています。出題される問題は、タレントマネジメントの考え方、人事施策、システムの活用方法の3種類で構成されており、コアとなる考え方のほか、単なる業務効率化にとどまらないシステムの活用法などを学ぶことができます。
< 「Talent Management Professional」詳細サイト:
https://lp-campus.kaonavi.jp/talent-management-pro/ >
※資格創設の背景や合格者の声について、以下の記事で詳しくご紹介しています。
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人事が"履歴書に書ける資格"をつくる。業界初の「タレマネ資格」を始めた背景と合格者の声
https://note.com/kaonavi_campus/n/n1a9cd758f74f -
ツールを使いこなすことが人事のスキルアップへ。迷わず受験を決意した理由と私が考える今後のキャリア
https://lp-campus.kaonavi.jp/yokogao/48 -
私の人事スキルを証明したい。人事4年目で受験した理由とデータの利活用で戦略人事に取り組む今後のキャリア
https://lp-campus.kaonavi.jp/yokogao/53
タレントマネジメントシステム「カオナビ」について
「カオナビ」は社員の個性・才能を発掘し、戦略人事を加速させるタレントマネジメントシステムです。社員の顔や名前、経験、評価、スキルなどの人材情報を一元管理して可視化することで、最適な人材配置やリスキリング推進といった戦略的なタレントマネジメント業務を可能にします。そして、社員一人ひとりの価値を最大限に引き出し、人的資本経営の実現を支援します。
株式会社カオナビについて
当社は、タレントマネジメントシステムのリーディングカンパニーとして、「“はたらく”にテクノロジーを実装し、個の力から社会の仕様を変える」というパーパスの下、テクノロジーによって一人ひとりの個性やスキルを理解することで、キャリアの自律や多様な働き方ができる社会を目指しています。
利用企業数4,000社以上※のタレントマネジメントシステム「カオナビ」をはじめ、労務管理システム「ロウムメイト」や予実管理システム「ヨジツティクス」を提供し、企業や団体の経営戦略・人材戦略の実現に貢献しています。
2024年12月末時点
- 所在地
- 東京都渋谷区渋谷2丁目 24-12 渋谷スクランブルスクエア 38F
- 設立
- 2008年5月27日
- 代表者
- 代表取締役社長 Co-CEO 佐藤 寛之
代表取締役 Co-CEO 柳橋 仁機 - 事業内容
- タレントマネジメントシステム「カオナビ」、労務管理システム「ロウムメイト」、予実管理システム「ヨジツティクス」の開発・販売・サポート