
タレントマネジメントのノウハウや活きた事例を学び合える場「カオナビキャンパス」。その学びと交流の機会をより多くの皆さまに体験いただくため、全国各地で「他社の人事と“会って話せる”ユーザー会」を開催しています。
今回は東京で開催。ユーザー同士が対面で情報交換できる交流会に加え、本田技研工業株式会社(以下、Honda)より、部門に合わせたスキルマップの策定と運用についてお話いただきました。
ユーザー登壇セミナー
本田技研工業株式会社
品質改革本部 認証法規部 事業管理課 エキスパートエンジニア
山﨑 一明 様
品質改革本部 認証法規部 事業管理課 ゲストエンジニア
山王テック株式会社 技術支援2部 支援3課
滝田 倫 様

Hondaの認証法規部では、散在する人材情報の一元管理と、自立型人材を継続的に創出できる環境整備を目的に、「カオナビ」を導入いただきました。
資格や評価と連動した明確な人材基準の運用を目指す同社は、全社で職種専門性ごとにスキル定義を用意していました。しかしこの定義では、各部門における固有の専門技能・能力を測ることが難しいため、品質技術領域の各部門における専門性に特化した3種類のスキルマップ(作業遂行力スキルシート、業務推進力スキルシート、マネジメントスキルシート)を作成しました。「カオナビ」導入後はスキル評価のフローも作成し、部内トライアルを開始。アビリティマネージャーで部内全社員を対象とする作業遂行力スキルシートと業務推進力スキルシートを運用し、スマートレビューで役職候補社員を対象とするマネジメントスキルシートの運用を検討しています。
今後は、収集したスキル情報を活用し、本人評価のタイミングをスキルの自己管理の機会として使ってもらいながら、異動やプロジェクトへの参加により社員を成長させたり、各項目のレベル別人数を予算計画に活用したりすることを展望しています。
ユーザー交流会
第2部は、参加者同士の交流タイム。「カオナビ」の活用方法はもちろんのこと、運用の工夫や現状の課題など、ユーザーのみなさま同士だからこそ共感できる話題で盛り上がりました。前半は企業規模が近いユーザー同士、後半はカオナビご導入年数が近いユーザー同士でグループに分かれて実施しました。
<今回話題に上がっていた内容>
- スキルマップの作成について
- 研修などの人材育成施策について
- データのメンテナンスについて

参加者の声
- 具体的な活用事例や、導入までの経緯、時系列などをお話いただき、自社で取り組む上でのイメージができました。
- 現在スキルシートの運用を開始しようとしているが、そのためのロードマップやカオナビの利用など様々なヒントを得ることができた。
- アビリティマネージャーを利用し始めたばかりだったのでとても勉強になりました。ひとつのイベントで何もかもやろうとせず、目的や部門でイベントを分割して検討することも必要だと思いました。スマートレビューとの使い分けも検討したいと思いました。
- どの機能を使って実現するか、躓いた点など、具体的に聞けた事がよかったです。
- 具体的な導入から運用までのステップ(現場の声を聴く、切り分けるところは切り分けるなど)をおうかがい出来てとても良かったです。
「カオナビキャンパス」とは
「カオナビキャンパス」とは、4,000社以上※の導入実績を持つタレントマネジメントシステム「カオナビ」の活用ノウハウが集約され、タレントマネジメントの始め方から具体的な実践方法までを、人事担当者がオン/オフラインで大学のように学び合える場です。年間100回以上にわたるセミナー・ユーザー会や、時間や場所に縛られずにタレントマネジメントを学べるユーザー専用サイトを運営し、タレントマネジメントの成功を支援しています。
株式会社カオナビについて
当社は、タレントマネジメントシステムのリーディングカンパニーとして、「“はたらく”にテクノロジーを実装し、個の力から社会の仕様を変える」というパーパスの下、テクノロジーによって一人ひとりの個性やスキルを理解することで、キャリアの自律や多様な働き方ができる社会を目指しています。
利用企業数4,000社以上※のタレントマネジメントシステム「カオナビ」をはじめ、労務管理システム「ロウムメイト」や予実管理システム「ヨジツティクス」を提供し、企業や団体の経営戦略・人材戦略の実現に貢献しています。
2024年12月末時点
- 所在地
- 東京都渋谷区渋谷2丁目 24-12 渋谷スクランブルスクエア 38F
- 設立
- 2008年5月27日
- 代表者
- 代表取締役社長 Co-CEO 佐藤 寛之
代表取締役 Co-CEO 柳橋 仁機 - 事業内容
- タレントマネジメントシステム「カオナビ」、労務管理システム「ロウムメイト」、予実管理システム「ヨジツティクス」の開発・販売・サポート