タレントマネジメントのノウハウや活きた事例を学び合える場「カオナビキャンパス」。その学びと交流の機会をより多くの皆さまに体験いただくため、さまざまなユーザー会を開催しています。
今回は6名のユーザーが登壇するイベントを東京で開催。不動産、人材、社労士事務所など、様々な業界のユーザーに具体的な「カオナビ」活用方法や今後の展望をお話しいただきました。
「もくもく会」とは
「カオナビキャンパス」では、オン/オフライン開催のイベントや、時間や場所に縛られずに学べるユーザー専用サイト「カオナビキャンパスオンライン」を通して、ユーザー同士の学び合いを促進しています。そのような取り組みの中で、ユーザー自らが企画・主導して開催するイベントが「もくもく会」です。
毎回、参加者が各自取り組みたい作業を持ち寄り、ユーザー同士の情報共有とカオナビの設定作業の両方を進める本イベント。今回は特別編として、6名のユーザーが1年間の取り組みの成果を発表しました。
ユーザーによるライトニングトーク
株式会社ウィルグループ 松原 輝 様
「データ開示、ユーザーのシート直接入力など、社内浸透フェーズ3」
「カオナビ」を社内で活用するため、浸透アクションを①認知期、②公開期、③活用期に設定。特に活用期においてはマイボード機能を使ったグループ横断の情報開示、権限ロールを細分化したシートへの直接入力などにより、活用を推進しました。
汐留社会保険労務士法人 新井 将司 様
「スキル能力、適性、業務負荷を組み合わせ新しいタレントマネジメントへの活用」
人員配置における目標を「スキル能力、適性、業務負担の3要素が重なり合う”適正配置”」に設定。ダッシュボード機能やポジションマッチングの活用、適性検査結果のプロファイルブック取込みなどを進め、複数の情報を掛け合わせた配置検討を開始。今後は、人員配置以外のタレントマネジメントに向けて、戦略を練っていきます。
三菱地所リアルエステートサービス株式会社 一瀬 智史 様
「2日かかっていた作業が数時間に?もくもく会で実現した今年の業務効率化」
これまで360度評価は、人事考課と部下からの評価を表計算ソフトにまとめ、PDF化したのちダブルチェックを経てメールで対象者に送付していました。現在は各対象者にプロファイルブックを閲覧してもらうフローに変更。以前は作業時間がなかなか取れないことも多かったのですが、「カオナビ」の機能を活用することにより、むしろ通常業務に割く時間を削減することができました。
伊藤忠リーテイルリンク株式会社 宮川 義央 様
「当社の人事情報収集 マトメル、ラクスル、デキテル!そして ツナガル・・・」
通常業務に加え研修やイベント、大量のメールなどに疲弊する、と社員から不満の声が聞こえました。そこで、①人事評価を行う時期にまとめて人事情報を収集する(マトメル)②記入例の用意や回答を選択式にして、社員の負担を軽減する(ラクスル)などの工夫を実践。一人ひとりが「カオナビ」を自分ごととして捉え、情報が集まりやすくなりました。今後も機能の追加で情報がツナガりそうです。
株式会社ビジュアルリサーチ 益田 里奈 様
「情報一元化ってどうやるの?導入2年目にしてやっと始動した取り組みを紹介!」
導入時は、既存システムに登録していた個人の基本情報と給与明細のみを移行し、その他の情報は点在している状態でした。そこで、人事課題の解決のためにもまずは情報を一元化することに。「もくもく会」をはじめとしたユーザー会で他社の人事担当者と情報交換し、「『カオナビ』ですべて完結させる!」という気持ちを持って取り組みました。表計算ソフトで管理していた勤怠も現在は「カオナビ」に移行し、データ連携により個人単位の過去の評価も把握しやすくなりました。今後も、入社手続きの電子化や評価シートの一新など、さらに情報を集約させていきたいと考えています。
SGグループ株式会社 北田 かおり 様
「ダッシュボードで一歩ずつ!社内情報開示の歩み!」
所属ごとの情報のばらつき、表計算ソフトによる管理、煩雑な作業などが課題でした。これまで、▼スマートレビューによる人事評価で情報を回収▼プロファイルブックに情報を蓄積▼シャッフルフェイスやカスタムガジェットで情報を活用など、各種機能を活用して情報開示に向けて取り組んできました。特に役職によって開示する情報が異なることが課題でしたが、ダッシュボードの権限設定で解決。今後は、さらにデータを活用したタレントマネジメントを進めていきます。
<Q&A>
Q:社員側にメリットがないと資格や社内職務経歴を積極的に書いてくれない印象がありますが、どのように動機づけを行ったのでしょうか?
A:「書きやすくなるように例を示す」「異動検討の材料にしている、など“きちんと見ている感”を出す」といった工夫をしています。
Q:残業時間のデータを「カオナビ」に取り込んで集計されているとのことですが、アップロードの頻度はどれくらいですか?
A:月1回手動で取り込みを行なっています。
Q:退職理由は、どのタイミングで回収しているのですか?全員面談出来ているのでしょうか?アンケートなども実施していますか?
A:退職届けの案内なども兼ねてオンラインで必ず面談をしています。退職理由については、その面談のなかで伺うようにしています。
開催後には、「ぜひもくもく会にも参加してみたい」といったお声を多くいただきました。
今後もこのようなユーザー同士が学び合える場を、ユーザーとともに広げてまいります。
カオナビキャンパス」とは
「カオナビキャンパス」とは、3,300社※1以上の導入実績を持つタレントマネジメントシステム「カオナビ」の活用ノウハウが集約され、タレントマネジメントの始め方から具体的な実践方法までを、人事担当者がオン/オフラインで大学のように学び合える場です。年間100回以上にわたるセミナー・ユーザー会や、時間や場所に縛られずにタレントマネジメントを学べるユーザー専用サイトを運営し、タレントマネジメントの成功を支援しています。
<カオナビキャンパス https://lp-campus.kaonavi.jp/>
株式会社カオナビについて
株式会社カオナビは、社員の個性・才能を発掘し、戦略人事を加速させるタレントマネジメントシステム「カオナビ」を提供しています。企業の人材情報をクラウド上で一元管理し、社員の顔や名前、経験、評価、スキル、才能などの人材情報を可視化することで、最適な人材配置や抜擢といった戦略的なタレントマネジメントの実現を支援しております。現在では3,300社※1を超える企業・団体にご利用いただき、8年連続国内No.1シェア※2を獲得しています。
タレントマネジメントシステムのリーディングカンパニーとして、「“はたらく”にテクノロジーを実装し、個の力から社会の仕様を変える」というパーパスの下、テクノロジーによって一人ひとりの個性や才能を理解することで、個人のキャリア形成や働き方が多様化される社会の実現を目指してまいります。
※1 2023年9月末時点
※2 出典 ITR「ITR Market View:人材管理市場2023」人材管理市場:ベンダー別売上金額シェア(2015~2022年度予測)、SaaS型人材管理市場:ベンダー別売上金額シェア(2015~2022年度予測)
所在地 | : | 東京都渋谷区渋谷2丁目 24-12 渋谷スクランブルスクエア 38F |
設立 | : | 2008年5月27日 |
代表者 | : | 代表取締役社長 Co-CEO 佐藤 寛之 代表取締役 Co-CEO 柳橋 仁機 |
事業内容 | : | タレントマネジメントシステム『カオナビ』の開発・販売・サポート |
会社HP | : | https://corp.kaonavi.jp/ |
本件に関するお問い合わせ
株式会社カオナビ 広報担当
TEL : 03-6633-3251 MAIL : pr@kaonavi.jp
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