
株式会社カオナビ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 Co-CEO:佐藤 寛之、以下:当社)が提供するタレントマネジメントシステム「カオナビ」は、資格の更新期限など個別の条件に対し、通知時期やお知らせ内容を自由に設定できる「条件通知設定」機能を、2025年3月6日(木)より提供開始します。
これにより、必置資格の更新や必修研修の受講など、事業運営に関わる重要なタスクを、効率的かつ確実に通知することが可能となります。
事業運営に欠かせない期日管理を、確実且つ効率的に
社会や経済環境の変化を背景に、人事の仕事は複雑化・高度化を続けています。社員のリスキリング推進など人事戦略の側面だけでなく、外国人雇用の拡大や育児休業取得状況の公表義務など、労務面での対応も拡大しており、それに伴い管理すべき人事情報も多様化しています。特に、確実な実施が求められる期日管理においては、多くの人事担当者が既存の運用方法に課題を感じている状況です。
例えば、表計算ソフトで管理表を作成し個別に通知する方法では、作業負担が大きいうえに見落としのリスクが残ります。一方、効率化のために全社一律で通知する方法では、社員側での対応漏れが懸念されます。
こうしたリマインドの手間や漏れを解消するのが「条件通知設定」機能です。人材データベースの期限項目に通知条件を設定し、対象者への案内を自動化することで、確実な期日管理と業務効率化を実現します。
「条件通知設定」機能概要
「カオナビ」に登録されている人材データベースをもとに、期日管理が必要な項目や通知条件などを設定することで、期限の確認、対象者への通知、対応日の反映といった一連のプロセスを自動化する機能です。資格更新や必修研修の受講など、さまざまなシーンで活用いただけます。

【機能のポイント】
・通知の自動化で業務負荷を削減
期日管理を行いたい項目を選択し、通知の条件と本文テキストを事前に設定すると、条件に該当する社員に、登録された内容が自動送信されます。定期的な期日確認や個別の通知作業が不要となり、業務負荷の軽減につながります。
・データベースとの連携で重要なタスクの抜け漏れを防止
「カオナビ」の人材データベースと連携しているため、最新の情報を元に設定することが可能です。表計算ソフトなどを活用し別途管理する場合に起こりがちな、資格の期限切れや契約更新の失念など、重要な問題につながるタスク漏れを防止できます。
・通知条件のカスタマイズで確実な期限管理を実現
通知設定は最大20件まで登録が可能なため、あらゆるシーンでの活用が期待できます。また、一つの通知設定に対し、段階的に通知条件を登録することも可能です。例えば、「資格更新」を行う過程で必要な、資格試験の申し込み、受験の条件となる必修研修の受講、合格後の更新登録など、適切なタイミングで通知を送ることができます。
活用シーン
- 業務必須資格の更新期限
- 雇用契約の満了期限
- 在留資格の更新期限
- 集合研修・e ラーニングの受講期限
- 定期健康診断の受診期限
- オンボーディング後の面談期限 など
タレントマネジメントシステム「カオナビ」について
「カオナビ」は社員の個性・才能を発掘し、戦略人事を加速させるタレントマネジメントシステムです。社員の顔や名前、経験、評価、スキルなどの人材情報を一元管理して可視化することで、最適な人材配置やリスキリング推進といった戦略的なタレントマネジメント業務を可能にします。そして、社員一人ひとりの価値を最大限に引き出し、人的資本経営の実現を支援します。
株式会社カオナビについて
当社は、タレントマネジメントシステムのリーディングカンパニーとして、「“はたらく”にテクノロジーを実装し、個の力から社会の仕様を変える」というパーパスの下、テクノロジーによって一人ひとりの個性やスキルを理解することで、キャリアの自律や多様な働き方ができる社会を目指しています。
利用企業数4,000社以上※のタレントマネジメントシステム「カオナビ」をはじめ、労務管理システム「ロウムメイト」や予実管理システム「ヨジツティクス」を提供し、企業や団体の経営戦略・人材戦略の実現に貢献しています。
2024年12月末時点
- 所在地
- 東京都渋谷区渋谷2丁目 24-12 渋谷スクランブルスクエア 38F
- 設立
- 2008年5月27日
- 代表者
- 代表取締役社長 Co-CEO 佐藤 寛之
代表取締役 Co-CEO 柳橋 仁機 - 事業内容
- タレントマネジメントシステム「カオナビ」、労務管理システム「ロウムメイト」、予実管理システム「ヨジツティクス」の開発・販売・サポート