
タレントマネジメントのノウハウや活きた事例を学び合える場「カオナビキャンパス」。その学びと交流の機会をより多くの皆さまに体験いただくため、全国各地で「他社の人事と“会って話せる”ユーザー会」を開催しています。
今回は業界特化型の交流会として、小売業に限定して開催。「カオナビ」ユーザーや、導入をご検討中の担当者同士が対面で情報交換できる交流会に加え、株式会社カインズ(以下、カインズ社)より、多店舗運営の人材育成と情報共有術についてお話いただきました。
ユーザー登壇セミナー
株式会社カインズ
人事本部 人財開発室
橋本 剛 様
ホームセンターチェーンの経営を行うカインズ社では、人事戦略を「DIY HR🄬」と名付け、社員一人ひとりがそれぞれの役割を果たし、一つのチームで経営戦略を実行することを目指しています。とりわけ「人材育成」に注力し、本人の成長と上司による部下育成を支援していました。しかし、人事情報がクローズドな状態で、育成のために必要な情報が分散していたため、育成の連続性と情報の横展開が課題に。そこで「カオナビ」を活用することとなりました。
まずは、育成対象者の選定と成長支援策を検討するタレマネ会議で「シャッフルフェイス」を配置検討に活用。また昇格試験の面接を「スマートレビュー」に記録することでペーパーレス化しました。さらにキャリア開発に向けて、本人の意思や希望を「プロファイルブック」に記録することで、情報の一元管理と可視化が実現しました。また、社内に「カオナビ」を浸透させるため、1on1を「スマートレビュー」に記録するなど、地道な取組みも続けています。
カインズ社では今後も、入社から退職まで一連のキャリアにおいて、育成の観点で最大限に「カオナビ」を活用することを展望しています。
ユーザー交流会
第2部は、参加者同士の交流タイム。「カオナビ」の活用方法はもちろんのこと、運用の工夫や現状の課題など、ユーザーのみなさま同士だからこそ共感できる話題で盛り上がりました。
<今回話題に上がっていた内容>
- 点在する店舗スタッフのスキルや資格をどう可視化し、人員配置に活かすか。
- 頻繁な人事異動の中、会社の配置ニーズと従業員のキャリア希望をどう両立させるか。
- PCを持たない店舗スタッフに、共有端末などからシステムをどう活用してもらうか。
- 次期店長や幹部候補を、データに基づき全社で発掘・育成できているか。
- 研修履歴をデータで蓄積し、個々のスタッフの育成や能力開発に繋げられているか。
参加者の声
- 同じ小売という業界の人事の方とフランクに対話ができたこと、同じ悩みを抱える中で、大小様々なアプローチをされていると知ることができて良かったです。
- カインズさんの状況が当社に似ており、現在想定している問題点などに実際に取り組んでおられる話が聞けて良かったです。
- 小売かつ人事の方々と意見交換することができる貴重な場でした。
- 自社では使用していない機能の話も聞けて勉強になりました。
- 活用方法だけでなく、日頃の悩みなども解決できるヒントがありました。
「カオナビキャンパス」とは
「カオナビキャンパス」とは、4,000社以上※の導入実績を持つタレントマネジメントシステム「カオナビ」の活用ノウハウが集約され、タレントマネジメントの始め方から具体的な実践方法までを、人事担当者がオン/オフラインで大学のように学び合える場です。年間100回以上にわたるセミナー・ユーザー会や、時間や場所に縛られずにタレントマネジメントを学べるユーザー専用サイトを運営し、タレントマネジメントの成功を支援しています。
株式会社カオナビについて
当社は、タレントマネジメントシステムのリーディングカンパニーとして、「“はたらく”にテクノロジーを実装し、個の力から社会の仕様を変える」というパーパスを掲げています。その実現に向けて策定したビジョン「Talent intelligence」のもと、データとAIの力で人的資本(Talent)に知性(intelligence)をもたらし、タレントマネジメントを次のステージへと進化させます。そして、「個」の力を最大限に引き出すプラットフォーマーとして、組織、そして社会を革新し続けます。
- 所在地
- 東京都渋谷区渋谷2丁目 24-12 渋谷スクランブルスクエア 38F
- 設立
- 2008年5月27日
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 佐藤 寛之
- 事業内容
- タレントマネジメントシステム「カオナビ」、予実管理システム「ヨジツティクス」の開発・販売・サポート


