「カオナビ」の学習管理システムがスマホアプリに対応、ノンデスクワーカー等の学習機会を創出

　株式会社カオナビ（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長CEO：佐藤 寛之、以下当社）が提供するタレントマネジメントシステム「カオナビ」は、学習管理システム（LMS）「ラーニングライブラリ」のスマートフォンアプリへの対応を開始します。
　これにより、従業員は自身の端末から、時間や場所を選ばず研修受講やテスト受験が可能になります。

学習ニーズの高まりに応え、学習環境の進化を図る

　「ラーニングライブラリ」は、個々に適した学習機会を提供し、スキルやキャリア開発をサポートする機能として、2023年にリリースしました。以降、他社の動画学習サービスとの連携などにより講座数は4,000超に拡大し、リスキリング推進といった社会的な背景も重なり、利用企業数は年々増加しています。
　一方で、小売業・製造業などノンデスクワーカーが多い業種を中心に、活用に関する新たな課題も見えてきました。これらの業種では、全従業員が社用端末を保有しているわけではなく、共有パソコンやブラウザでの利用が中心です。その結果、学習機会の制約や従業員への活用促進の難しさ、管理者の運用負担などが生じていました。こうした状況を踏まえ、従業員が気軽に学べる環境と、管理者が効率的に運用できる仕組みの両立を目指し、今回のアプリ対応に至りました。

スマートフォンアプリ対応の主な特長

＜時間・場所を選ばず一連の学習管理プロセスを体感＞

　アプリでは、テスト結果の表示などブラウザで一部対応していない機能もカバーしており、研修の受講からテスト受験、結果確認まで、一連の学習管理プロセスを完結できます。管理者にとっては、これまで以上に利用しやすい環境を提供でき、従業員にとっては、いつでも・どこでも、アプリから簡単に「ラーニングライブラリ」にアクセスできるため、学習機会を逃しません。

＜他機能との連携で学習管理を高度化＞

　アプリに対応している「カオナビ」の既存機能との組み合わせにより、より戦略的な学習が実現できます。例えば、スキル管理機能で自身と組織全体のスキルレベルを確認し、それに基づいた学習計画を立案する活用例が挙げられます。受講後は再びスキル評価を行い、成長を可視化するなど、学習とスキル開発のサイクルを、アプリ内で効率的に回すことができます。

カオナビの学習管理システム「ラーニングライブラリ」

　一人ひとりの不足するスキルを補うことはもちろん、成長分野を伸ばすこともできる、リスキリング推進に向けた「カオナビ」の学習管理機能です。​​従業員ごとのおすすめ度や受講必須の講座を一覧で表示し、e-ラーニング講座はそのまま「カオナビ」上で受講することができます。受講した履歴が閲覧できるほか、従業員自らが作成したコンテンツを掲載することも可能で、従業員のスキル開発にあらゆる側面からアプローチします。
＜ラーニングライブラリ 詳細サイト　：https://www.kaonavi.jp/func/learninglibrary/　＞