強い組織を作る秘訣とは。組織醸成・人材育成・評価制度の各社事例を公開
<事後レポート:「組織・従業員エンゲージメント」をテーマに、『カオナビ』ユーザー会を開催> マネージャー制度を廃止したネットプロテクションズ他、ワンダーテーブル・アイティーエム登壇
人材マネジメントを推進する株式会社カオナビ(本社 東京都港区、代表取締役社長 柳橋 仁機、以下「当社」)は、当社主催のHR(人事)コミュニティ『カオナビのWA』のユーザーミーティングを2019年5月17日(金)にカオナビ本社ラウンジにて開催しました。
今回のユーザーミーティングのテーマは「組織・従業員エンゲージメント」。当日は、株式会社ネットプロテクションズ執行役員・秋山氏と当社取締役副社長COO・佐藤による『ネットプロテクションズが挑む会社とメンバーの対等なパートナーシップ』をテーマにした対談を実施しました。
その後、株式会社ワンダーテーブル、アイティーエム株式会社より『カオナビ』の活用事例をご紹介いただき、終了後はユーザー同士の交流を目的とした懇親会を行いました。
対談:ネットプロテクションズが挑む会社とメンバーの対等なパートナーシップ
登壇者:株式会社ネットプロテクションズ 執行役員 秋山瞬氏
株式会社カオナビ 取締役副社長COO 佐藤寛之
① 秋山氏の見解
当社ではマネージャー職の廃止をはじめとした様々な人事制度を制定しています。そのおかげで、今では社員の定着率も向上し、組織が強くなってきたことを実感しています。しかし、組織を強くするためには、制度ありきではなく、まず会社がどういう方向に進みたいのかを考え、会社のミッション・ビジョン・バリューなどの軸を明確にすることが大切だと思っています。当社は会社とメンバーを対等だと考え、軸が明確になったことで、会社が目指す方向に合致したメンバーで組織が形成されるようになり、企業風土が刷新され組織が強くなっていきました。採用基準・育成評価などの制度は、理念や企業風土の醸成があった上で、それらを後押しするものだと考えています。
② 佐藤の見解
組織を変革するときや、新しい組織の概念をつくるときには、いきなり変化を求めるのではなく、まず現状の組織を見つめ直し、再定義し、枠組みにしていくプロセスが必要であると考えます。人事制度は最後の枠組みのところですので、ここだけを変えてもあまり意味がありません。まずは会社がどうなりたいのかを考えることが重要です。フレームワークを作る順序が大切であると考えています。
『カオナビ』の活用事例紹介:
登壇者:アイティーエム株式会社 コーポレート本部 人事総務部
人事課 課長 吉崎淳様 「評価と1on1」
『カオナビ』を導入したきっかけは、従業員1人ひとりが上長によるサポートを得ながら、自律自走して成長・成果発揮できるよう人事評価制度を変更したことにともない、その運用を支えるツールが必要であると考えたことです。変更後の人事評価制度では、上長と部下間の話し合いによって「期待値」を設定し、期待値の達成度に応じて人事評価を行っています。また期待値の達成を支援すべく、原則月1回、上長と部下の「1on1(面談)」も実施しています。期待値の記録や1on1の記録、人事評価後のフィードバック内容をすべて『カオナビ』に登録し、運用も『カオナビ』上で完結しています。
▶『カオナビ』活用のメリット・効果
①データを一元管理でき、『カオナビ』上で運用を完結できること
評価データを一元管理できるため、評価データの管理や受け渡し等にかかる工数を削減できた。
②上長が変わっても、これまでの記録を容易に引き継げること
データ移管も容易にできるため、評価運用が格段に楽になった。
③ツールの導入により、制度浸透を後押しする結果に
登壇者:株式会社ワンダーテーブル 取締役 小川圭介様 「人材育成」
飲食のプロを育てることを目的とした『ワンダーテーブルカレッジ』という研修制度を導入しています。その研修項目で受講済の研修履歴やテストの得点を『カオナビ』上に登録し、受講後のアンケートもVOICE NOTE(アンケート機能)を活用しています。また、一人ひとりの今後のキャリアプランを決める面談の内容も『カオナビ』に蓄積し、あらゆる社員情報を可視化しています。
▶『カオナビ』活用の効果
①知識・スキルの習得状況の可視化
②研修アンケートの可視化により研修全般の内製が可能に
アンケート結果を可視化することで、研修内容のブラッシュアップが可能になった。その結果、研修全般の内製が可能になった。
③育成計画の検討に役立つ
『カオナビ』上で、パフォーマンスや年齢構成のグラフ化も可能なため、様々な社員情報を可視化し、育成計画の検討にも役立っている。
④コミュニケーションの円滑化
面談時には前回の内容をすぐに確認できるため、円滑なコミュニケーションが可能となった。また、社員の顔と名前も一致しやすくなり、コミュニケーション活性化に役立った。
<参加者の声(一部抜粋)>
- 先行して色々な取り組みをしている企業様の事例を伺えました。
- 同じ業界の組織や人事の歴史、人事データの考え方、活用方法を聞くことができ、とても満足でした。
- 具体的に『カオナビ』を活用している企業様の事例を聞くことができて、自社でも活用していきたいと感じました。また、他社様の人事課題が自社とも非常に似通っており、共感する点もありました。
「カオナビのWA」とは
当社では、『カオナビ』に関係するすべての企業や人の共創・交流の“場”となる『カオナビのWA』を2018年4月に発足しました。加えて、組織全体で企業の課題解決に取り組むべく、同年の4月に専門部署「カスタマーエンゲージメント本部」も設置しています。昨今の働き方改革を背景に、多くの企業が直面する新たな経営課題や人事課題を、セミナーや交流会を通じて各社の知見を共有していくことで、課題解決につなげ、ひいては事業発展の後押しを目指しています。
クラウド人材管理システム『カオナビ』について
『カオナビ』は、顔写真が並ぶシンプルな画面から一元化された人材情報をクラウド上で簡単に共有できるシステムです。社員の顔や名前、経験、評価、スキル、才能などの人材情報を一元管理して可視化することで、最適な人材配置や抜擢といった人材マネジメント業務をサポート。あらゆる人材マネジメントの課題を解決し、企業の働き方改革を実現するHRテクノロジーサービスとして、業種・業態を問わず約1,300社以上の経営者や現場のマネジメント層に利用されています。
株式会社カオナビについて
株式会社カオナビは、「顔と名前が一致しない。」という悩みを解決すべく誕生したクラウド人材管理ツール『カオナビ』を提供しています。人材マネジメントにおけるプラットフォーマーとして、日本の「働き方」を変えていきたいと考えています。
所在地 : 東京都港区元赤坂1-2-7 AKASAKA K-TOWER 5F
設立 : 2008年5月27日
資本金 : 10億1,566万円 ※2019年3月末時点
代表者 : 代表取締役社長 柳橋仁機
事業内容 : クラウド人材プラットフォーム『カオナビ』の開発・販売・サポート
会社HP : https://corp.kaonavi.jp/
本件に関するお問い合わせ
株式会社カオナビ 広報担当
TEL : 03-5775-3823 / FAX : 03-5775-3824 MAIL:pr@kaonavi.jp
*お問い合わせフォームはこちら
Facebook:株式会社カオナビ
Twitter:@kaonavi_jp
<本プレスリリースに関しまして>
※ 『カオナビ』利用企業数は2019年3月時点での数値です。
※ 本リリースに記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。
※ プレスリリースに掲載されている内容、サービス/製品の価格や仕様その他の情報は、発表時点の情報です。予告なく変更する場合があります。